
こんにちは、スタッフ4号です🐣 渋谷に本社を置くことには、企業イメージだけでは語れないメリットがあります。
渋谷は、IT企業やクリエイティブ企業、スタートアップなどが集まる街として知られています。
また、交通アクセスが良く、人や企業との接点をつくりやすいことも特徴です。
一方で、本社所在地は「有名な街だから」という理由だけで決めるものではありません。
賃料や必要な広さ、取引先との距離、採用との相性なども考える必要があります。
つまり、本社選びは企業のイメージづくりだけでなく、経営にも関わる判断です。
今回は、渋谷に本社を置くメリットとデメリットを、経営者の視点から整理します。
⭐この記事で分かること⭐
- ✔渋谷がビジネス拠点として注目される理由
- ✔渋谷に本社を置くメリット
- ✔本社所在地として考えたいデメリット
- ✔渋谷と相性の良い企業
- ✔小規模企業が渋谷に拠点を持つ方法
なぜ今「渋谷に本社」が注目されるのか?
渋谷というと、若者やファッション、エンターテインメントの街を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、現在の渋谷にはもう一つの顔があります。
それが、企業やスタートアップが集まる「ビジネスの街」としての顔です。
渋谷区も公式に、IT企業やクリエイティブ産業が集積する地域であり、
多くのスタートアップが集まる地域として紹介しています。
また、起業家やエンジニア、投資家などが交流できる環境も、渋谷の特徴として挙げられています。
さらに、行政によるスタートアップ支援も進んでいます。
こうした企業・人材・支援環境の集積が、
渋谷をビジネス拠点として考える理由の一つになっています。
渋谷に本社を置くメリット① 企業イメージをつくりやすい
本社所在地は、会社の情報の一つです。
名刺や会社概要、ホームページ、採用情報など、さまざまな場所に掲載されます。
そのため、所在地から企業の雰囲気をイメージされることもあります。
例えば、渋谷はITやクリエイティブ、スタートアップなどとの結びつきが強い街です。
もちろん、渋谷に住所があるだけで企業の信用力が決まるわけではありません。
しかし、事業内容と街のイメージが合っていれば、会社の特徴を伝える材料にはなります。
特に、新しいサービスやWeb関連事業などでは、
所在地と事業イメージとの相性を考えてみてもよいでしょう💡
渋谷に本社を置くメリット② 採用との相性を考えやすい
経営者にとって、本社選びで無視できないのが採用です。
社員が通勤する会社なら、オフィスへのアクセスは働きやすさにも関係します。
また、面接や会社説明会などで候補者が訪れることもあります。
その点、渋谷は複数の鉄道路線が利用できる大規模なターミナルです。
JR東日本の2024年度データでは、渋谷駅の1日平均乗車人員は32万4,414人でした。
これはJR東日本管内で5位の規模です。
なお、この数字はJR東日本の駅利用データであり、
東京メトロや東急、京王などを含めた渋谷駅全体の利用者数ではありません。
それでも、渋谷が多くの人に利用される交通拠点であることが分かります。
渋谷に本社を置くメリット③ 営業や商談の拠点にしやすい
アクセスの良さは、社員だけに関係するものではありません。
取引先との商談や来客にも影響します。
例えば、営業担当者が複数の企業を訪問する場合を考えてみましょう。
移動しやすい場所に拠点があれば、営業活動を組み立てやすくなります。
また、自社へ取引先を招く際も、アクセスを説明しやすい場所は便利です。
特に、対面商談が一定数ある企業では、オフィスの立地が日々の業務効率にも関係します。
そのため、渋谷に本社を置く価値を考えるときは、
単なる知名度ではなく「誰と会うことが多いか」という視点も重要です。
渋谷に本社を置くメリット④ 企業や起業家との接点を持ちやすい
ビジネスでは、取引先だけが重要なわけではありません。
事業が成長すると、専門家や金融機関、外部パートナーなどとの接点も増えていきます。
また、スタートアップなら、投資家や他社との交流から新しい事業機会が生まれることもあります。
渋谷区では、こうした環境づくりを行政側でも進めています。
例えば、スタートアップ環境整備事業では、
不動産事業者と連携したオフィス・住宅支援を行っています。
さらに、金融機関と連携した口座開設・与信支援や、法律・会計などの
専門家との連携支援も掲げています。
スタートアップ同士の交流会など、コミュニティ形成も取り組みの一つです。
つまり、渋谷は「住所を置く場所」というだけでなく、人や企業との接点をつくる環境にも注目できる街です。
渋谷に本社を置くメリット⑤ スタートアップ支援環境がある
渋谷区では、「Shibuya Startup Support」を通じて起業家やスタートアップを支援しています。
2026年9月には、第4期となる「S-Startups」の募集も開始されました。
この認定制度は2023年度から始まり、第1期6社、第2期10社、第3期9社が認定されています。
認定企業には、渋谷区や国内企業との協業・共創支援などが用意されています。
また、採用や資金調達などをテーマにしたイベントへの参加機会もあります。
もちろん、渋谷に会社を置けば自動的に支援を受けられるわけではありません。
各制度には対象や応募条件があります。
一方で、行政が継続してスタートアップ支援に取り組んでいることは、
渋谷のビジネス環境を見るうえで注目したいポイントです。
⭐渋谷に本社を置く主なメリット⭐
- ・事業内容によっては企業イメージとの相性が良い
- ・交通アクセスを活かしやすい
- ・営業や商談の拠点として検討しやすい
- ・企業・起業家・専門家との接点をつくりやすい
- ・スタートアップ支援の環境がある
一方で、渋谷に本社を置くデメリットもある
ここまで見ると、渋谷は魅力の多いビジネスエリアに見えます。
しかし、本社所在地はメリットだけで決めるべきではありません。
経営者であれば、固定費や働き方との相性も確認する必要があります。
ここからは、渋谷に本社を置く前に考えたいデメリットを見ていきます。
デメリット① オフィスコストを考える必要がある
最初に考えたいのが、オフィスにかかる費用です。
本社だからといって、必要以上に広いオフィスを借りる必要はありません。
特に起業直後や少人数の会社では、固定費が経営を圧迫しないことが重要です📍
一般的な賃貸オフィスでは、毎月の賃料だけで判断できない場合もあります。
保証金や内装、家具、インターネット環境などの準備が必要になることもあります。
そのため、渋谷という所在地だけを優先し、必要以上の固定費を抱えることは避けたいところです。
「渋谷に会社を置くこと」と「大きなオフィスを借りること」は分けて考える必要があります。
デメリット② すべての業種に渋谷が合うわけではない
知名度の高い街だからといって、すべての企業に適しているとは限りません。
例えば、取引先の多くが別のエリアに集中している企業もあります。
その場合、渋谷を本社にすると移動時間が増える可能性があります。
また、静かな環境を最優先したい事業もあるでしょう。
だからこそ、「人気の街か」ではなく、「自社の事業に合っているか」で考えることが大切です。
本社所在地は、経営者の憧れだけで決めるものではありません。
取引先、社員、採用候補者など、会社に関わる人の動きから考える必要があります。
デメリット③ 駅からの距離まで確認する必要がある
「渋谷駅を利用できる」というだけでは、アクセスの良さを判断できません。
渋谷は駅周辺の範囲が広く、出口によっても移動時間が変わります。
また、利用する路線によって便利な出口も異なります。
そのため、物件を選ぶ際は実際に駅から歩いてみることが重要です。
特に来客が多い企業なら、取引先が迷わず来られるかも確認しましょう。
住所に「渋谷」と書けることだけでなく、日々の移動まで含めて判断したいところです。
デメリット④ 「渋谷だから信用される」とは限らない
本社所在地は、企業イメージを構成する要素の一つです。
しかし、所在地だけで会社の信用が決まるわけではありません。
取引実績やサービス内容、ホームページ、電話対応など、企業の信用をつくる要素はほかにもあります。
つまり、「渋谷に住所があれば信用される」と考えるのは少し危険です。
大切なのは、所在地を含めた会社全体の見せ方です。
そのうえで、事業との相性が良ければ、渋谷という所在地をブランドづくりに活用できます。
経営者が本社所在地を決めるときの3つの基準
では、本社を選ぶときは何を基準にすればよいのでしょうか。
経営者目線で考えるなら、大きく3つに整理できます。
① 誰がそのオフィスを利用するのか
まずは、オフィスを利用する人を考えます。
経営者一人なのか。
社員も毎日出社するのか。
また、取引先が頻繁に訪れるのか。
利用する人によって、必要な立地や広さは変わります。
② 本社に何を求めるのか
次に、本社に必要な役割を整理します。
仕事をする場所なのか。
商談をする場所なのか。
法人登記をする住所なのか。
あるいは、採用や企業イメージまで重視するのか。
必要な役割が分かれば、必要なオフィスの形も見えてきます。
③ 固定費とのバランスは取れているか
最後に確認したいのがコストです。
オフィスは、事業を進めるための環境です。
しかし、固定費が大きすぎれば経営の負担になります。
そのため、会社の現在の規模に合ったオフィスを選ぶことが重要です。
本社だから豪華でなければならない、ということはありません。
むしろ、小規模な段階では「必要なものだけ持つ」という考え方も現実的です。
渋谷に本社を置くなら「小さく始める」という方法もある
渋谷に本社を置きたいものの、オフィスコストが気になる。
そんなときは、最初から大きな賃貸オフィスを契約しない方法もあります。
例えば、少人数向けのレンタルオフィスです。
レンタルオフィスには、机や椅子、インターネットなど、
仕事に必要な環境が用意されている施設があります。
また、1名や2名から使える個室もあります。
そのため、一般的な賃貸オフィスよりコンパクトに事業拠点を持ちたい場合に検討できます。
会社が成長したら、その時点で必要な広さへ移ることもできます。
つまり、「渋谷に本社を置く」と「最初から大きな固定費を抱える」は同じではありません。
仕事場が不要ならバーチャルオフィスも検討できる
一方で、実際に働く場所までは必要ない会社もあります。
リモートワークが中心で、来客もほとんどないケースです。
その場合は、バーチャルオフィスという選択肢もあります。
ただし、レンタルオフィスとバーチャルオフィスでは役割が異なります。
実際の仕事場が必要ならレンタルオフィス。
主に事業用住所を整えたいならバーチャルオフィス。
このように、必要な機能から選ぶと判断しやすくなります。
また、業種や許認可、金融機関などとの関係で実体のある事業所が必要になる場合もあります。
そのため、自社の事業内容に合うかを事前に確認しておきましょう。
アントレオフィス渋谷という選択肢
アントレサポートでは、渋谷でレンタルオフィスをご用意しています。
「渋谷に本社を置きたいけれど、最初から大きな賃貸オフィスは必要ない」という企業にも検討しやすい選択肢です。
また、レンタルオフィスだけでなく、バーチャルオフィスや電話代行など、
事業運営に合わせたサービスも相談できます💡
重要なのは、会社の規模ではなく、今の事業に必要な環境を選ぶことです。
渋谷という立地を活かしながら、固定費とのバランスも考える。
そんな本社の持ち方も、選択肢の一つです。
渋谷で事業拠点をお探しの方へ
本社選びは、住所だけでなく「そこで何をしたいか」から考えることが大切です。
アントレサポートでは、事業規模や働き方に合わせたレンタルオフィス・バーチャルオフィスをご案内しています。
|まとめ|
渋谷に本社を置くなら「事業との相性」で考える
渋谷に本社を置くことには、さまざまなメリットがあります。
交通アクセスを活かしやすく、営業や採用の拠点として検討できます。
また、ITやクリエイティブ、スタートアップなど、
事業内容によっては街のイメージとの相性もあります。
さらに、渋谷区によるスタートアップ支援が継続している点も特徴です。
一方で、知名度だけで本社を決めるのはおすすめできません。
固定費や駅からの距離、取引先との位置関係なども確認する必要があります。
つまり、本社所在地で大切なのは「有名な場所かどうか」ではありません。
自社の事業を前に進めやすい場所かどうか。
この視点で考えることが重要です📍
そして、渋谷との相性は良いもののコストが気になる場合は、小さな個室から始める方法もあります。
会社の成長段階に合った拠点を選び、無理のない本社づくりを考えてみてください🍀
よくある質問(FAQ)
Q. 渋谷に本社を置くメリットは何ですか?
交通アクセスや営業・商談のしやすさ、企業や起業家との接点などが挙げられます。
また、IT・クリエイティブ・スタートアップなど、事業によっては渋谷のイメージとの相性も期待できます。
Q. 渋谷に本社を置くデメリットはありますか?
オフィスコストや混雑、物件による駅からの距離などを確認する必要があります。
また、取引先が別エリアに集中している企業では、必ずしも渋谷が最適とは限りません。
Q. 一人で起業する場合でも渋谷に本社を置けますか?
可能です。大きな賃貸オフィスだけでなく、
1名向けのレンタルオフィスなども選択肢になります。
事業内容や必要な設備に合わせて検討しましょう。
Q. 渋谷の住所だけ必要な場合はどうすればよいですか?
実際の仕事場が不要なら、バーチャルオフィスも候補になります。
ただし、事業内容や許認可などによって条件が異なるため、利用前に確認が必要です。
Q. 本社所在地は何を基準に決めればよいですか?
企業イメージだけでなく、社員・取引先のアクセス、採用、必要な広さ、固定費などを
総合して判断することが大切です。
参考資料
発行者情報
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株式会社アントレサポート 1979年設立
渋谷・四ツ谷・虎ノ門・秋葉原・神保町エリアを中心に都心6拠点を展開し、これまでに5,000社以上の利用実績を有する。低コストで開業可能な環境の提供に加え、現場で蓄積した運営ノウハウの共有を強みとしている。 また、電話代行サービスを自社で提供し、士業ネットワークと連携することで、会社設立から運営までをワンストップでサポート。これにより、初めての起業でも安心して事業を立ち上げられる体制を構築している。 近年は、不動産・起業支援・IT・AIを融合した不動産テック領域の開発にも注力。データに基づく出店判断や経営支援を通じて、リアルビジネスの成功確率を高めている。なお、週刊不動産経営をはじめとする各種メディアにも多数掲載されている。 |
執筆者情報
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■株式会社アントレサポート 鈴木■
レンタルオフィス・レンタルサロン事業の企画・運営および、独立開業支援に従事。25年以上にわたり企業経営に携わり、 国内初となるレンタルオフィス・レンタルサロンの複合施設を企画・運営するなど、 これまでに2,000件以上の起業・開業相談に対応し、物件選定、資金計画、運営戦略まで一貫した支援を提供。 さらに、メタバースを活用したバーチャル美術館の構想を立ち上げ、国内若手アーティストの発掘・支援にも取り組んでいる。 本コラムでは、「失敗しない起業・開業」「収益性の高い会社・店舗運営」「女性・シニアの起業支援」をテーマに、 |
執筆日:2026年9月18日











