芸者衆も個人事業主!!

お座敷遊び大宴会を開催しました

2018年7月1日(日)に屋形船を貸切ってお座敷遊び大宴会を開催致しました。

総勢25名の方にご参加頂き、向島花街から芸者衆3名、半玉1名お呼びし、お座敷遊びを行いました。

半玉さんは19歳。一年前から花柳界に入り、日々お稽古を行っているそうです。

芸者衆は、ほぼ毎日お師匠さんに付き、小唄や、踊りのお稽古を行って芸を磨いています。


芸者はコストの掛かる職業

芸のお稽古のお金や着物の仕立てなど、芸者はコストの掛かる職業です。

お座敷の度に美容室で髪を結いでもらうわけですから、お座敷遊びの玉代(料金)が高いのも納得です。

また、お座敷遊びが高い理由のもう一つは料亭です。

雰囲気の良い料亭で、美味しい会席料理をいただきながらお座敷遊びを楽しみたいものですから、これもまた納得です。


芸者衆は個人事業主!

さて、芸者の話に戻りますが、芸者衆は個人事業主。置屋に属してはいますが、基本的にはお座敷に出て稼ぎます。

現在では月給制の置屋もあるようですが、昔ながらの置屋は芸者衆それぞれが個人事業主です。(半玉さんは見習いなので、また違うみたいですが。)

先ほどお話した芸のお稽古代など、基本は全て自己負担。芸の為とは言え大変です。


昔は、若旦那やご贔屓さんなど芸者衆を支援する人たちがいたそうですが、現在はそういうのもあまり無いようです。

ですから、お座敷が減ると収入が減ってしまうので、お座敷の機会を増やす努力は個々に行っています。


芸者衆も個人事業主ということで、我々起業家と同じように日々考え、新しいサービス、集客方法をトライして行かないと残って行けないようです。

日本特有の伝統文化なので、お座敷遊びをぜひ次の世代に繋いで欲しいと思いました。

皆さんも芸者衆を読んでお座敷遊びを楽しんでみてください。

芸者衆、半玉さん、頑張れ!!

20180701お座敷遊び